Schatz inc VDA(ドイツ自動車工業会)継続監査終了

Schatz incは、去る2026年9月30日(水)~10月1日(木)にかけて、VDA(ドイツ自動車工業会)の継続監査を受験いたしました。

VDAのライセンスは、取得後もその品質管理体制を継続的に維持・改善していることを確認するため、3年に1度の監査を受験することが定められています。そして、監査に合格した企業の尿素水のみがAdBlue®の商標を名乗ることが認められています。
今回の監査は、当社の品質管理体制や日々の取り組みが、VDAの要求事項に対して適切に運用されているかを改めて確認する重要な機会となりました。

『監査実施日』

○9月30日(水):仙台プラント
○10月1日(木):岩手プラント

今回の監査ではこれまでの監査とは大きな変更点がありました。今までの監査人は日本の方でしたが、今回からはVDA本部より監査人が派遣されることとなり、監査人のポールさんが来日され、監査を担当いただきました。そのため、監査を迎えるにあたりこれまでとは異なる監査方法や確認内容となるのではないか、また、言語の問題を含めこちらの意図や取り組みを正確にお伝えできるのかなど、社内でもさまざまな不安や緊張感がありました。特に、VDA本部から直接派遣された監査人による監査ということもあり、要求事項に対する理解だけではなく、実際の現場における運用状況や、日々の品質活動がどのように定着しているかについても、より細かな確認が行われました。

そのような状況の中、各部門の皆さんが日頃から品質を意識し、それぞれの立場で真摯に業務に取り組んできた積み重ねが、今回においても大きな力となりました。また、Schatz Groupの皆様にも日頃より多方面にわたりご協力・ご支援をいただいており、そうした継続的な取り組みとご尽力の結果、無事に監査を乗り越え、合格することができました。
今回の監査を通じて、改めて私たちが日々積み重ねている品質管理活動の重要性を実感するとともに、一つひとつの業務を確実に行うことが会社全体の品質を支えているのだということを再認識する機会にもなりました。
また、ポールさんからは、監査の中で「Schatz Groupは世界でもTOPクラスの品質管理体制である」とのお褒めのお言葉も頂戴いたしました。これは、これまでGroup全体で長年にわたり品質を最優先に考え、各現場で地道な改善活動を積み重ねてきた結果であり、今回監査に携わったメンバーだけではなく、日々の業務に取り組んでいる社員一人ひとりの努力が評価されたものだと考えています。

一方で、今回の監査では、デジタル化をはじめとしたいくつかの改善点についても指摘を受けました。これらは決してマイナスなものとして捉えるのではなく、現在の品質管理体制をさらに一段上のレベルへ引き上げるための貴重な課題であると考えています。特に、これまで培ってきた品質管理の仕組みにデジタル技術を取り入れることで、情報の共有や管理、業務の効率化、さらには問題の早期発見・早期対応につなげられる可能性があります。今回の監査は、単に「合格した」という結果だけではなく、これまでの取り組みを振り返り、今後どのような方向へ品質管理体制を進化させていくべきかを考える、非常に有意義な機会となりました。

今後は、今回の監査で評価いただいた品質管理体制の強みをしっかりと維持しながら、指摘を受けた事項についても一つひとつ着実に改善を進めてまいります。そして、今回の合格をゴールとするのではなく、次回の監査、さらにはその先を見据え、継続的な改善活動を通じて、より強く、より信頼される組織づくりを目指していきます。

最後になりましたが、今回の監査に向けて準備・対応いただいた社員の皆さん、そして多大なるご支援をいただきましたGroup会社の皆様に、改めて心より感謝申し上げます。
今後も社員一人ひとりが品質への意識を持ち続け、さらなる品質向上と強い組織づくりに向けて、全員で取り組んでまいります。